ショーシャンクさんの「僕のお気に入りを紹介します!」

これまで生きてきた中で「これは是非とも紹介したい、知ってほしい」というものを私の体験に基づいた解説を加えてご紹介します!レストラン・美術館・映画・音楽・ 小説・旅行・おすすめスポット・優れもの(用品・製品)・生活の知恵やお得情報などなど・・

音楽:サックスの「ケニー・G」

スポンスポンサーリンク

f:id:SHAWSHANKlife:20180827123014j:plain

ケニー・Gは、スムーズジャズフュージョンで活躍するサックス奏者です。
1962年、ワシントン州シアトル生まれのユダヤ系米国人です。1973に、低音の魅力・バリーホワイトのバックバンドに参加したのが、プロの始まりだったとのことです。アート・ガーファンクルのようなソバージュの髪がトレードマークです。

彼の楽曲は一言でいえば「癒しの音楽」ではないでしょうか。ジャズやヒュージョンという枠組みに押し込まれることが多きようですが、ラヂオから偶然流れてきた彼の曲を聴いて「これ、いいな~」というのが切っ掛けで、ファンになったという方も多いのではないでしょうか。特定のジャンヌには収まり切れない斬新な音楽です。

1987年にアルバム「デュオトーンズ」からシングルカットされた「ソングバード」が、当時のヒットチャート(ビルボード紙)で4位を記録して、インストルメンタルでは異例のロングヒットとなっています。彼の演奏の秘密は「循環呼吸」(鼻から空気を吸い込みながらの連続演奏)によるロングトーンにあります。そのロングトーンが、サックスの音だけでの微妙な感情表現を可能にしています。

私にとっては、まさに「癒しの音楽」の原点にあり、満員電車の中で目を閉じて彼の「ソングバード」をイヤホーンで聴くと、空を舞う鳥になったような気持ちになることが出来ます。

かなり前になりますが、1995年のテレビバラエティ「さんま・玉緒のお年玉あんたの夢をかなえたろかスペシャル」で「白血病で亡くなった天国で眠る父親に、ケニー・Gと一緒に演奏して聴かせたい」という女子高生の夢を叶えたことがありました(レコード会社の制約で変則的な合奏でしたが)。

最近は、ラテン音楽やボーカリストを迎えてのセッションなど、ジャンヌに捕らわれない自由な音楽も手掛けています。
日本でのライブは、確か2014年、その前は2006年だったと記憶しています。そろそろ来日してほしいですね。絶対に聴き逃せないライブです。

→「ソングバード」DVD
https://amzn.to/2wtfRhG