「メゾン・プルミエールのエントランス」
本文➡恵比寿駅から徒歩なら7分ほど、タクシーでワンメータのところに、元ハンガリー大使公邸の敷地であった「Q・E・Dクラブ」がありますが、その敷地の左手前にフレンチの「プルミエール」はあります。
恵比寿から代官山に向かって緩やかな坂を上がっていきますので、夏場はタクシーが無難でしょう。
この一軒家フレンチレストランのコンセプトは“Style Salle a manger”です。
これは、フランス語で「食卓」を意味し、気心の知れた仲間とお気に入りの食事を楽しんで欲しいというコンセプトです。
1階は広々としたテーブル席で、くつろいだ雰囲気の空間が広がっています。椅子席のテーブルとやや低めのソファー席のテーブルがあります。また、カウンター席も用意されています。パリのモンマルトルにはこんなレストランがあるだろうなと思わせるようなセンスの良い調度品は、フランス人女性デザイナーが取り揃えたとのこと。
店内(1階)
1階のカインター席
2階にはチャペルと個室がいくつかあり、オシャレな結婚式・披露宴も受け付けています。1階のテラスからは恵比寿の街を一望でき、このスペースをチャペルとして使うこともできるそうです。
2階へのアプローチ
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さて、肝心のお料理ですが、世間によくありがちなウエディングレストランと思いきや、料理のグレードも秀逸できっと感激します。
Salle a manger”をテーマに、コースのみではなく充実したアラカルトにも注目したいと思います。特にフレッシュベジタブルのヴルーテは、旬の野菜を駆使して、素材のミネラルが愉しめる素晴らしい、見た目にも美しい一品です。またフロマージュも常時6~8種類用意されているのも、女性には嬉しいですね。
そして、最後にもう一言、この店の接客はとても気持ちよく、肩肘は張っていないですが節度もあり、清々としていて、このお店を大好きになた大きな理由です。