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➡リンク「原美術館」(1ページ目にgunmaとtokyoが出てきますので、「tokyo」を選んでください)
http://www.haramuseum.or.jp/
今回ご紹介する「原美術館」は、JR品川駅から車で5分ほどの閑静な住宅街にあります。東京ガス会長、日本航空会長などを歴任した実業家・原邦造の私邸を改造した建物です。銀座和光本館(旧服部時計店)の設計で知られる渡辺仁の設計です。
1979年に開館し、現代アートを中心に斬新で意欲的な展覧会を行っています。
館内各所に、レイノーや宮島達男などのインスタレーション作品が配されていて、瀟洒な個人邸宅の雰囲気と現代的な美術館の趣とが不思議な調和を醸し出しています。また、庭にある関根伸夫などのオブジェは、庭の草木と調和して独特の雰囲気を演出しています。
2003年には「原邸」として、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれています。
メジャーな作家展はあまり開催されませんが、非日常を味わえる、都内では貴重な美術館といえます。
庭に面した(または庭のテーブルで)テラスで、グラスワイン(白がお似合い?)を傾けてみると、さらに非日常の世界に迷い込むことが出来ます。
蛇足ですが、この美術館から徒歩で5分ほどのところに品川神社があり、ここに板垣退助の墓があります。
また、この美術館から徒歩3分ほどでマリオットホテルがあり、ここの1階のラウンジは天井が吹き抜けて解放感があって、心地よいスポットです。
→「ちいさな東京の美術館めぐり」
美術館の入口
マリオットホテルのラウンジ